デジタルイラストを始めようと思ったとき、
最初に悩みやすいのが「板タブ(板型のペンタブ)」と「液タブ(画面に描けるペンタブ)」、
そしてどのメーカーを選べばいいかですよね。
ペンタブは決して安い買い物ではないので、できれば失敗は避けたいところです。
ただ、メーカーや機種がたくさんあるぶん、最初から細かいスペックを比べようとすると余計に迷ってしまいがちです。
そこでこの記事では、Wacom・XPPEN・HUIONの3社を中心に、
「それぞれがどんな人に向いているか」をざっくり分かりやすく整理します。
細かい性能比較というより、メーカーの方向性(品質重視か、コスパ重視か)をつかむための内容です。
結論から言うと、初心者の場合はまず
Wacom(品質・安心感)か、XPPEN / HUION(価格・コスパ)か、どちらを重視するか決めると選びやすくなります。
このあと、その判断ができるようにポイントを順番に解説していきます。
まず結論|初心者は「Wacom」か「XPPEN/HUION」から選ぶとラク
ペンタブ選びで迷ったら、最初はメーカーを全部比較するよりも、方向性で二択にするのが一番ラクです。
ざっくり言うと、初心者が選びやすいのは次のどちらかになります。
Wacomは「品質・安心感」重視(迷いにくい)
Wacomは、ペンタブメーカーの中でも定番で、「できるだけ失敗したくない」人に向いた選択肢です。
描き心地や動作の安定感、困ったときの情報量などが揃っているので、はじめてでも安心しやすいのが強みです。
- こんな人にオススメ
- 初期設定やトラブルで時間を取られたくない
- 長く使う前提で、安心感を優先したい
- 迷いを減らしてスムーズに描き始めたい
その分、価格は高めになりやすいので、「予算よりも安心感」を優先する人向けです。
XPPEN・HUIONは「価格・コスパ」重視(最初の1台に強い)
XPPENとHUIONは、「まずは手頃に始めたい」人に向いたメーカーです。
同じくらいのサイズ感でも、Wacomより手が届きやすい価格帯が多く、はじめの1台として選びやすいのが魅力です。
- こんな人にオススメ
- できるだけ予算を抑えて始めたい
- まずは試して、自分に合うか確かめたい
- コスパ重視で、必要十分な環境を作りたい
その他のメーカーについて
もちろん他にもメーカーはありますが、初心者の場合は選択肢が広がりすぎて迷いやすくなります。
最短で失敗を減らしたいなら、まずは Wacom / XPPEN / HUION の3社から選ぶのが無難です。
メーカー別ざっくり比較(Wacom / XPPEN / HUION / その他)
ここからは、メーカーごとの特徴を初心者向けにざっくりまとめます。
細かいスペックというより、「どんな人に向いているか」を中心に見てもらうと選びやすいです。
Wacom(品質・安心感)
こんな人にオススメ
迷いを減らしたい/長く使いたい/設定やトラブルで消耗したくない人
メリット
- 描き心地が安定しやすい(線がブレにくく感じやすい)
- つまずきにくい(初期設定や動作面で安心しやすい)
- 情報が多い(困ったときに解決策を探しやすい)
デメリット
- 価格が高め
- 入門でも予算が上がりやすい
一言まとめ
「迷ったらWacom」—失敗しにくさを重視するなら強い選択肢です。
XPPEN(コスパ・選択肢の広さ)
こんな人にオススメ
最初の1台は予算を抑えたい/必要十分で始めたい人
メリット
- 手頃な価格で始めやすい
- 機種が多く選びやすい(サイズや予算に合わせやすい)
- コスパが良いと感じやすい(価格に対して満足度が高い)
デメリット
- 機種によって使用感に差が出やすい
- 環境によっては設定で迷うことがある
一言まとめ
コスパ重視なら有力。最初の1台として選ばれやすいメーカーです。
HUION(コスパ・機能寄り)
こんな人にオススメ
予算は抑えたいけど、使い勝手や機能面も欲しい人
メリット
- 価格に対して機能が多い傾向
- 液タブの選択肢が豊富
- うまくハマると快適になりやすい
デメリット
- 機種差が出やすい(評判が割れるモデルもある)
- 接続や設定で詰まる場合がある
一言まとめ
コスパ+機能のバランスを取りたい人向け。候補に入れる価値は高いです。
その他のメーカー(補足枠)
こんな人にオススメ
「この用途に合うモデルがある」など、目的がはっきりしている人
メリット
- かなり安いモデルが見つかることがある
- セールでお得に買えることがある
- 用途がハマれば十分使える場合もある
デメリット
- 情報が少なく迷いやすい
- 初心者だと“当たり外れ”の判断が難しい
一言まとめ
初心者が最短で失敗を減らしたいなら、まずは Wacom / XPPEN / HUION の3社が無難です。
迷ったときの選び方(初心者向けの判断手順)
ここまで読んでも迷う場合は、次の順番で決めるとスムーズです。
ポイントは、いきなりメーカーを決めずに、先に条件を固めることです。
板タブか液タブか
まずは、板タブにするか液タブにするかを決めましょう。
ここが決まると、予算や選べるメーカーの選択肢も絞りやすくなります。
- 板タブ:慣れると作業が速い。省スペース。価格も抑えやすい
- 液タブ:画面に直接描ける。紙に近い感覚。導入はやや高め
この点については、詳しく解説すると長くなるので、しっかりと考えたい方は以下の記事を参考にしてください。
次に予算を決める(ここで方向性がほぼ決まる)
最初に「ここまでなら出せる」という予算を決めると、選択肢が一気に整理できます。
- 安心感を優先して、長く使いたい → Wacom寄り
- まずは手頃に始めたい → XPPEN / HUION寄り
「迷ったらWacom」は確かに強いですが、無理して予算を上げるより、
無理なく続けられる金額で選ぶのも大事です。
次にサイズ感(机の広さ・作業スタイルで決める)
サイズは描きやすさに直結します。
大きいほど描きやすく感じることは多いですが、その分、置き場所も必要になります。
- 机が狭い/省スペースにしたい → 小さめ〜中くらい
- 腕を大きく動かして描きたい/イラスト制作の快適さを重視したい → 中くらい〜大きめ
不安な方は、一度メジャーなどでサイズ感を図っておくと安心です。
最後にメーカー(ここで二択に戻す)
条件が決まったら、最後にメーカーを選びます。
初心者なら、結局ここに戻るのが一番わかりやすいです。
- 品質・安心感を優先 → Wacom
- 価格・コスパを優先 → XPPEN / HUION
この段階まで来れば、メーカー選びで迷う時間がかなり減ります。
よくある質問(初心者がつまずきやすいポイント)
Q1. XPPENやHUIONって安いけど大丈夫?
問題ありません。
Wacomのほうが品質などが優れていると言っていますが、
XPPEN、HUIONがダメというわけではないので、安心してください。
不安な方は以下の要素を意識すると更に失敗が減ります。
- 購入する予定の製品のレビューを確認しておく
- 保証付きの購入方法を選ぶ
Q2. Wacomを選ぶ一番の理由は?
一番の理由は、「失敗しにくさ」です。
描き心地の安定感や、設定で詰まりにくい安心感、困ったときにネットで情報が見つかりやすい点など、
初心者が不安に感じやすい部分をまとめてカバーしてくれます。
Q3. XPPENとHUIONは、どっちが選びやすい?
初心者におすすめするなら、正直どっちでもOKです。
セール内容で価格の安さが入れ替わることも多く、カタログスペックも同等になるケースがよくあります。
迷った場合は、次の基準で決めるとスムーズです。
- 候補モデルのレビューが安定している方(初期不良や設定で困っていないか)
- その時点で安い方(セールで判断)
- 欲しいサイズや形がある方(画面サイズ・本体サイズなど)
まとめ|迷ったら「品質のWacom」か「コスパのXPPEN/HUION」でOK
板タブ・液タブのメーカー選びは、最初から全部を比較しようとすると迷いやすくなります。
初心者の場合は、まず方向性で二択にするのが一番わかりやすいです。
- 品質・安心感を優先するなら → Wacom
- 失敗しにくく、長く使いやすい
- 価格・コスパを優先するなら → XPPEN / HUION
- 予算を抑えて始めやすく、必要十分を狙いやすい
あとは、予算→サイズ→板タブか液タブかの順で条件を決めていけば、選択肢は自然に絞れます。
「まずは描き始めてみたい」という人ほど、完璧に選ぼうとしすぎず、続けやすい1台を選ぶのが結果的に近道です。

