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初心者向けタブレットガイド②|初めてイラスト用タブレットを選ぶときのポイント

イラスト制作のために初めてタブレットを購入したい人向けに、3回に分けて初心者向けの解説をしていきます。

  1. イラスト用タブレットの基礎知識
  2. 初めてイラスト用タブレットを選ぶときのポイント ※この記事
  3. 初心者におすすめのイラスト用タブレット

今回は2記事目、初めてイラスト用タブレットを選ぶときのポイントを解説します。

この記事でわかることは、次の4つです。

  • 価格帯別の特徴と選び方
  • イラスト制作にあると便利な機能
  • 購入前に確認しておきたいポイント

タブレットの価格帯と選び方

はじめに、イラスト用のタブレットの価格についてです。
まず、イラスト用途のタブレットを購入する際の価格帯ですが、性能によって価格が大きく異なります。

安いものならば約3万円ほどのタブレットでもイラスト制作をすることができます。
ですが、普段使いもできる性能の高いタブレットを選ぶと15万円や20万円以上と価格は高くなっていきます。

CLIP STUDIO PAINTの推奨環境が以下になるので、最低限のスペックは満たすようにしましょう。

OSAndroid 13以降 (ARM32 / ARM64)
コンピュータ本体・4GB以上のメモリ必須 6GB以上推奨
・10.4インチ以上のディスプレイサイズを推奨
ご利用いただける端末は以下をご覧ください
https://support.clip-studio.com/ja-jp/faq/articles/20230065
ストレージ空き領域6GB以上の空き容量のあるストレージ
https://www.clipstudio.net/ja/dl/system/より引用

価格帯の目安は、新品の価格なら5万円~15万円を目安にすると良いと思います。
これは、選ぶタブレットによっても変わってくるので、参考程度に頭に入れておくと良いでしょう。

3万円~5万円のタブレット

この価格帯のタブレットは、Androidの安めのタブレットになります。

性能はそこまで高くないため、イラスト制作を普通に行える程度のモデルが多いです。
負荷がかかる機能を快適に使えるとは言えないスペックで、
もう一回り高い性能が欲しくなるため、予算に余裕があれば次の価格帯がおすすめです。

ですが、とにかく予算を抑えたい人は選択肢に入れるのも良いでしょう。

  • Android → 安いモデルを購入可能
  • iPad → 予算不足
  • イラスト特化タブレット → 安いモデルを購入可能

5万円~7万円のタブレット

この価格帯は、iPad miniやAir、イラスト特化タブレット、平均的な性能のAndroidタブレットなどが購入できます。

この価格帯は、性能やモデルの種類、価格のバランスなどがちょうどよいので、
初めての人におすすめの価格帯になります。

ただ、ストレージ容量が少ないモデルが多いです。
ゲームなども楽しみたい人は、次の価格帯のほうが使いやすいと思います。

  • Android → 平均的なモデルを購入可能
  • iPad → iPad Airかminiが購入可能 ※予算不足
  • イラスト特化タブレット → メインの価格帯で特化タブレットを選ぶならここ

※2026年6月25日のApple製品の値上げによって、この価格帯でiPadを選ぶのは難しくなりました。

7万円~13万円のタブレット

この価格帯は、iPadや高性能Androidが候補に上がってきます。

この価格帯からiPadのいろいろなモデルを選択肢に入れることができるので、
Apple製品の購入を考えている人は、この価格帯を想定するのが良いでしょう。

Androidを選ぶ場合は、性能が高めなモデルを選ぶことができます。
ストレージ容量や性能面での余裕が出てくるので、普段使いでも快適なタブレットを選びやすいでしょう。

  • Android → 高性能なモデルを購入可能
  • iPad → iPad 無印か、Air、miniが購入可能
  • イラスト特化タブレット → なし

13万円以上

この価格帯は、Apple製品では、ストレージ容量を増やしたモデルも選べます。
更に上の価格ならiPad Proを選んだりもできますが、上を見るとキリがありません。

イラスト制作が目的な場合は、ここまで予算を出さなくても良い場合が多いので、
購入する場合は、使用用途なども考慮して念入りに調査するのをおすすめします。

イラスト目的で初めて購入するタブレットとしては、あまりおすすめではありません。

普段使いも兼ねて長年使う想定で購入するような使い方ならば、選択肢に入れるのも良いでしょう。

  • Android → 平均的なモデルを購入可能
  • iPad → iPad Air、iPad miniのストレージ容量を増やせる
  • イラスト特化タブレット → 高性能なプロモデルが購入可能

iPad・Android・特化タブレットの特徴

次に各タブレットの特徴を紹介していきたいと思います。

iPad

タブレットの中では、一番人気が高く使用者も多いです。

様々なモデルがあるので、使用用途に合った性能を自分で選びやすいです。
また、比較もしやすいので、Androidよりもモデル選びが簡単です。

以下は、各製品の特徴をまとめた表です。
※1 価格は最低金額で、ここから追加オプション(ストレージの増加)などを行う価格です。
※2 特徴にあるAシリーズとは標準的な性能のチップで、Mシリーズは高性能のチップです。

製品名最低価格特徴
iPad74,800~普通のiPad
Aシリーズチップ搭載(A16)
iPad mini99,800~小さなサイズのiPad
Aシリーズチップ搭載(A17 PRO)
iPad Air129,800~薄くて軽いデザイン
Mシリーズチップ搭載(M4)
iPad Pro209,800~高性能なiPad
Mシリーズチップ搭載(M5)

Androidタブレット

iPadと比べると、タブレットでの人気は少し低めです。
ですが、価格が安かったり、Androidにしかないアプリを使用することができます。

予算を抑えたい人は、選択肢に入れるのが良いでしょう。

価格帯モデル例特徴
3万円~5万円LAVIE Tab T11N T1175/LA
Redmi Pad Pro 6GB+128GB など
イラストを描くことは可能
少し性能が控えめ
5万円~7万円LAVIE Tab T12N T1275
Xiaomi Pad 8 8GB+128GB など
基準価格
性能はイラストを描くには十分
ストレージ容量が少し物足りない
7万円~13万円Galaxy Tab S8 Ultra
Galaxy Tab S10 FE  など
イラスト制作は快適に行える
ストレージ容量もある程度満足しやすい
13万円以上Galaxy Tab S10 Ultra 1TB
Galaxy Tab S11 256GB など
高性能なタブレットを購入可能
さまざまなiPadと比較対象になる価格帯
高いので、初心者にはおすすめしにくい

イラスト特化タブレット

分類としては、Androidタブレットに分類されるものですが、
WacomやXP-Penなど、ペンタブメーカーが販売しているタブレットです。
(イラスト特化タブレットは正式名称ではありません)

イラスト制作に便利な機能や特化した性能となっているので、イラスト目的ならばコスパの良いタブレットになります。

その分、汎用性やゲーム機能は他のタブレットの方が優れています。

イラスト特化タブレットについて詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

イラスト制作に特化したタブレットの特徴と選び方ガイド
イラスト制作に特化したタブレットに注目して、イラスト特化タブレットとは?メリット・デメリットは?について解説しています。


タブレットを選ぶときのポイント

次に、イラスト制作のためのタブレットを選ぶときのポイントについて、解説します。

本体の性能

上記で簡単に解説しましたが、重要なポイントです。
特にAndroidタブレットは性能の差が大きいので、イラスト制作が難しいような性能のタブレットも存在します。

なので、以下のスペックを満たすタブレットを選ぶようにするのがおすすめです。

OSAndroid 13以降 (ARM32 / ARM64)
コンピュータ本体・4GB以上のメモリ必須 6GB以上推奨
・10.4インチ以上のディスプレイサイズを推奨
ご利用いただける端末は以下をご覧ください
https://support.clip-studio.com/ja-jp/faq/articles/20230065
ストレージ空き領域6GB以上の空き容量のあるストレージ
https://www.clipstudio.net/ja/dl/system/より引用

アプリの互換性

好きなイラストレーターと同じアプリを使いたいなどがある場合、事前に確認する必要があります。

例えば、「Procreate」はiPad専用となっているので、
Procreateを使用したいならばApple製品を選ぶ必要があります。

「Clip Studio Paint」など、AndroidとiPadの両方で使用できるアプリはあるので、
使用ソフトを決めていないならば、そこまで気にする必要はありません。

ペンの同梱有無

モデルによっては、ペンが別売りの場合があります。購入前に確認しましょう。

Apple製品では、専用ペン(Apple Pencil)が別売りで、1〜2万円程度の費用がかかります。
ペンが別売りの場合は、購入時の予算に含めておきましょう。
※市販の静電容量式ペンでも操作自体は可能ですが、描画精度や筆圧検知などは専用ペンに劣ります。

画面サイズ

イラスト制作だけならば、大きければ大きいほど絵を描きやすくなる傾向にあります。

ですが、大きすぎると持ち運びが大変になったり、価格が上がる場合が多いです。
人それぞれ異なるので、予算、用途を考えて選ぶのが良いでしょう。

初心者におすすめの選び方まとめ

いろいろ解説しましたが、専門的な話も含んでいるので難しいと感じる人もいると思います。

そんな方に向けて筆者的に押さえておきたいポイントを簡単にまとめました。
内容が難しいと思う方は、選ぶときの目安にしてみてください。

  • イラスト制作を重視したタブレットが欲しい → イラスト特化タブレット
  • 普段使いもできる汎用性の高いタブレットが欲しい → iPad
  • なるべく安くて汎用性のあるタブレットが欲しい → Androidタブレット

まとめ

今回は、初めてイラスト用タブレットを選ぶときのポイントについて解説しました。

次回は、イラスト向けのタブレットのおすすめモデルを紹介していきますので、
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。

初心者向けタブレットガイド③|初心者におすすめのイラスト用タブレット
イラスト制作を目的としたタブレット選びを解説しています。PC不要の単体で使える、おすすめのAndroidタブレットやiPadを知ることができます。