これからデジタルイラストを始めたいと思っている方や、
イラストに興味はあるけど「どんな本で学べばいいの?」と悩んでいる方に向けて、
今回はイラストに関する本の種類をご紹介していきます。
こんにちは、筆者の秋月です。
「描き方の本ってどんな種類があるの?」
「自分に合った本の選び方が分からない…」
そんな疑問を持っている初心者の方でも、この記事を読むことで
イラスト関連の本の全体像が分かり、学び始めるきっかけになると思います。
【目的に合わせて選べる!イラスト本のジャンルについて】
「背景が苦手…」「もっと魅力的なキャラを描きたい!」
そんな悩みに応えてくれるのが、イラスト関連の専門書です。
今回は、初心者でも自分に合った一冊が見つけやすいように、
目的別にジャンルを分けて、わかりやすくご紹介していきます。
【イラスト初心者向けの本】
■ どんな内容?
線の引き方、バランスの取り方、道具の選び方など、
基本的なイラストの描き方を一から丁寧に解説している本です。
■ どんなことが学べる?
線の練習や形の取り方といった基礎から、
簡単なキャラクターや小物の描き方までステップを踏んで学べます。
道具やソフトの扱い方も一緒に紹介されていることが多いです。
■ こんな人におすすめ!
「絵を描くのは初めて」という方や、
「何から始めたらいいか分からない…」と感じている初心者にぴったりです。
【イラストソフト・アプリの解説本】
■ どんな内容?
CLIP STUDIOやIllustratorなどのイラストソフトの使い方に特化した本です。
ツールの基本機能や操作方法が詳しく紹介されています。
■ どんなことが学べる?
レイヤーの使い方やブラシ設定、効率的な描き方など、
ソフトの便利な使い方を基礎から学べます。
■ こんな人におすすめ!
「ソフトを買ったけど、どう使えばいいか分からない…」
「もっと機能を使いこなしたい!」という方におすすめです。
【特定の描き方・塗り方の解説本】
■ どんな内容?
髪の毛、目、肌、背景など、特定のパーツやテーマに特化して解説した本です。
■ どんなことが学べる?
「髪にツヤを出す方法」「透明感のある肌の塗り方」など、
細かい技術をピンポイントで習得できます。
■ こんな人におすすめ!
「キャラは描けるけど背景が苦手…」という方や、
特定のパーツだけを強化したい方に向いています。
【画集・イラスト集】
■ どんな内容?
人気イラストレーターの作品を集めた本です。
個人作品集や、テーマ別に複数の作家が参加しているものもあります。
■ どんなことが学べる?
プロの構図や配色、仕上げ方をじっくり観察できます。
制作過程やソフトの設定が載っているものもあり、学びに役立ちます。
■ こんな人におすすめ!
「プロの絵を見てモチベーションを高めたい」
「イメージの引き出しを増やしたい」という方にぴったりです。
【ポーズ集・ポージング資料集】
■ どんな内容?
人物のポーズや動作をまとめた資料本です。
日常動作からアクションまで、幅広いポーズが収録されています。
■ どんなことが学べる?
体の動かし方やバランス、角度の取り方を視覚的に理解できます。
イラストに動きや自然さを加える助けになります。
■ こんな人におすすめ!
「ポーズのバリエーションが少ない」
「自然な動きを描くのが苦手」という方に役立ちます。
【解剖学・人体構造の解説本】
■ どんな内容?
骨格や筋肉の構造を理解するための解説本です。
正確な人物描写に欠かせない知識が得られます。
■ どんなことが学べる?
体の仕組みや関節の動き、筋肉の付き方などを基礎から学べます。
立体的な体の描写ができるようになります。
■ こんな人におすすめ!
「もっと自然で立体感のある人物を描きたい」
「動きのあるポーズを描けるようになりたい」という方におすすめです。
【キャラクターデザインに関する本】
■ どんな内容?
髪型、服装、性格などを含めたキャラクターの作り方を解説した本です。
■ どんなことが学べる?
設定の考え方、キャラの差別化、ストーリー性のあるデザインなど、
キャラ作りに必要な要素を学べます。
■ こんな人におすすめ!
「魅力的なオリジナルキャラを描きたい」
「世界観に合ったキャラを作りたい」という方に向いています。
【色彩・配色の知識が学べる本】
■ どんな内容?
色の基本や配色のルール、心理効果などをまとめた本です。
■ どんなことが学べる?
カラー選びの考え方や、組み合わせのパターン、
雰囲気に合った配色方法を学ぶことができます。
■ こんな人におすすめ!
「色選びが苦手」「配色でイメージ通りにならない」と感じている初心者におすすめです。
【構図・カメラアングルに関する本】
■ どんな内容?
画面の構成や視点の取り方、パースの基礎などを学べる本です。
■ どんなことが学べる?
イラスト全体の見せ方、奥行きのある構図、
カメラ視点の工夫などを身につけることができます。
■ こんな人におすすめ!
「平面的な絵になってしまう」
「もっとドラマチックな構図にしたい」という方にぴったりです。
【まとめ】
今回は、イラストに関する本の種類についてご紹介しました。
一言で「イラストの本」といっても、その内容や目的はさまざまです。
- 基礎からじっくり学べる入門書
- 特定のテクニックを深掘りできる専門書
- プロの作品に触れられる画集
自分の興味や悩みに応じて選ぶことで、より効果的に学ぶことができます。
また、自分にぴったりの本に出会えると、
「もっと描きたい!」というモチベーションにもつながります。
最近は電子書籍でも手軽に購入できるものが多く、
気になった本をその場で読めるのも大きな魅力です。
まずは気になるジャンルから一冊選んで、
自分のペースでイラストの世界を楽しんでみてくださいね。