こんにちは、筆者の秋月です。
デジタルイラストを始めたいけれど、 「どんな道具をそろえればいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者がデジタルイラストを始めるために必要な道具や選び方をわかりやすく解説します。
「自分に合ったデバイスを知りたい」 「おすすめのアプリを使ってみたい」 そんな方は、ぜひ参考にしてください!
デジタルイラストに必要なものは2つだけ
デジタルイラストを描くために必要なものは、以下の2つです。
- イラストを描くための機材(デバイス)
- 描くためのアプリ(ソフト)
この2つをそろえることで、絵を描く環境が整います。
デバイスの種類と比較一覧
初心者が選びやすいデバイスの特徴を、比較しやすい一覧にまとめました。
デバイス | 初心者おすすめ度 | 特徴 / 向いている人 |
---|---|---|
PC+板タブ | ★★★★☆ | すでにPCを持っていて、予算を抑えたい人 |
PC+液タブ | ★★★★★ | 初期投資が可能で、快適な描き心地を求める人 |
タブレット | ★★★★★ | PCを持っていない・外出先でも描きたい人 |
スマホ+板タブ | ★★★☆☆ | 低予算でスマホを活用したい人 |
スマホ+電子ペン | ★★☆☆☆ | 手軽さ最優先でイラストを描いてみたい人 |
スマホ+指 | ★☆☆☆☆ | 手軽さ最優先でイラストを描いてみたい人 |
選ぶ際は「PCの有無」「予算」「使うシーン(室内・外出先)」などを考慮しましょう。
板タブ(ペンタブレット)について
特徴
板タブは、PCと接続して使うペン入力デバイスです。
ペンでタブレットに描いた動きが、PCの画面上に反映されます。
画面と手元が離れているため慣れが必要ですが、使いこなせば正確な描画が可能になります。
メリット
- コストが安い:低価格モデルなら3,000円台から入手可能
- コンパクトで収納しやすい:軽量で省スペース
- 耐久性に優れる:液晶がない分、壊れにくい
デメリット
- 画面と手元がずれる:慣れるまでに時間がかかる
- PCが必須:PCがなければ使えない
板タブのまとめ
価格を抑えて始めたい方や、すでにPCを持っている方におすすめです。
👉 詳細はこちら:[板タブの価格・機能・選び方について]
液タブ(液晶ペンタブレット)について
特徴
液タブは、画面そのものに直接描けるタイプのデバイスです。
直感的に操作でき、紙に描く感覚に近いため、初心者にも扱いやすいのが魅力です。
メリット
- 視認性が高い:手元を見ながら描けるので、違和感が少ない
- 繊細な描写がしやすい:筆圧や細かい線の表現に向いている
- プロも愛用:商業イラストの現場でもよく使われている
デメリット
- 価格が高め:2万円以上が一般的で、高機能モデルは数十万円に達することも
- スペースが必要:サイズが大きく、作業環境を確保する必要あり
- 描き心地の好みが分かれる:フィルムなどでカスタマイズが必要な場合も
液タブのまとめ
自然な描き心地で、しっかり描き込みたい人におすすめです。
👉 詳細はこちら:[液タブの価格・機能・選び方について]
タブレット端末について(iPadなど)
特徴
iPadやAndroidタブレットに電子ペンを使えば、PC不要でイラストが描けます。
アプリをインストールするだけで、すぐにお絵かき環境が整います。
メリット
- 持ち運びやすい:外出先でも気軽に使える
- 操作が簡単:スマホのような感覚で使える
- 多用途で便利:イラスト以外にも、ネットや動画視聴に活用可能
デメリット
- PCがあるなら割高感あり:機能がかぶる可能性も
- 機種によって性能差あり:筆圧検知などに違いがある
タブレットのまとめ
これから機材をそろえる方や、1台で何役もこなしたい方におすすめです。
👉 詳細はこちら:[イラスト用タブレットの選び方]
スマホで描く場合について
特徴
スマホでも、アプリやスタイラスペンを使えばイラストは描けます。
ただし、画面が小さいため、描き込みには工夫が必要です。
メリット
- コストを抑えて始められる:すでに持っているスマホでOK
- 携帯性バツグン:どこでも気軽にお絵かき可能
デメリット
- 画面サイズがネック:細かい作業に向かない
- 機能が制限される:筆圧検知がない機種も多い
スマホのまとめ
とにかく手軽に始めたい人や、まずは体験してみたい方に向いています。
👉 詳細はこちら:[スマホでイラストを描くためのおすすめアプリ・ペンの選び方]
初心者におすすめのアプリ3選
初心者でも扱いやすく、人気の高いアプリを3つご紹介します。
今回紹介する数あるイラストアプリの中でも知名度も高いアプリを選んだので、
使い方などの情報がネットに多く記載されているので初心者でも気軽に使うことができます。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)
スマホとPCの両方に対応しており、無料版もあるので困ったらこのアプリがオススメです。
有料版で機能を拡張することもできるので、長続きしたら有料版を購入するのもオススメです。
- PC・タブレット・スマホに対応
- 本格的なイラスト制作に最適
- 有料(無料体験あり)
ibisPaint(アイビスペイント)
スマホでイラストを描くときにオススメなアプリになっています。
こちらも無料版があるので、CLIP STUDIOとは好みで選んでよいでしょう。
スマホのみ対応しており、PCではしようできません。
- 無料で使える高機能アプリ
- スマホやタブレットとの相性◎
- 初心者にもやさしい設計
Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)
Adobe社のイラストを描くことができるソフトになっています。
機能がとても豊富でAdobeの他のソフトとの連携することもできますが、月額制で他のソフトより高額になります。
Adobeの他ソフトを利用している方は、検討してみるのも良いでしょう。
- ベクター形式の描画に対応
- ロゴ制作やデザイン向け
- 有料のみ(高機能)
まとめ
デジタルイラストを始めるには、デバイスとアプリの組み合わせが重要です。
「どこで描きたいか」「どれくらい描きたいか」 それによって、自分に合った道具は変わってきます。
この記事を参考に、あなたにぴったりの環境を見つけてみてくださいね。
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