こんにちは、筆者の秋月です。
イラストを描くときに便利な左手デバイスですが、
左手デバイスには、イラスト専用のものからゲーミング向けまで、さまざまな種類があります。
そのため、自分に合った製品を探すのが少し大変に感じるかもしれません。
今回はイラスト作成に使用できる様々な左手デバイスを紹介していきたいと思います。
左手デバイスを探している方の参考になればと思います。
※左手デバイスの種類や選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
→ 左手デバイスの基礎知識と選び方
初心者にもおすすめ!イラスト向け左手デバイス
まずは基本的なイラスト用途向けの左手デバイスについて紹介していきます。
初心者の方や初めてイラスト用の左手デバイスを選ぶ方はこの中から選ぶのがオススメになります。
TourBox Lite
主なスペック
- 接続方法:USB(有線)
- ボタン数:8個以上(ノブ・ホイール含む)
- ホイール:あり(ノブ・ダイヤル)
- 対応デバイス:Windows / Mac
おすすめポイント
クリエイターからも大絶賛なTOURBOXのエントリーモデルです。
カスタマイズ性が高く、ボタンの組み合わせで動作を設定できるのでこれ一つで動作を完結できます。
高性能な左手デバイスを探している方にとてもオススメの一台になります。
CLIP STUDIO TABMATE
※Amazonでは価格変動があるため、公式販売ページもあわせて確認するのがおすすめです。
主なスペック
- 接続方法:Bluetooth(無線)
- ボタン数:11個(回転式ボタン含む)
- ホイール:あり(ホイール1つ)
- 対応デバイス:Windows / Mac / iPad(CLIP STUDIO専用)
おすすめポイント
CLIP STUDIOに特化した設計で、ソフトとの連携がスムーズ。
更にCLIP STUDIO EX/PROを持っているなら、割引価格で購入することができます。
他の左手デバイスとは違って、片手で握るゲームコントローラーのような形状で、コンパクトかつ直感的な操作が可能です。
CLIP STUDIOユーザーならぜひ検討したいモデルになっています。
XPPen ACK05
主なスペック
- 接続方法:Bluetooth(無線)
- ボタン数:10個
- ホイール:あり(スクロールダイヤル1つ)
- 対応デバイス:Windows / Mac
おすすめポイント
シンプルで扱いやすく、初めての左手デバイスとしても最適。
無線接続なのでコードの煩わしさ無く、導入することができます。
今回紹介している中で、値段が安めなので予算を抑えたい方にオススメです。
ボタン数が他の左手デバイスより少なめなので、ご注意を。
HUION Keydial mini
主なスペック
- 接続方法:USB(有線) / 2.4GHzワイヤレス
- ボタン数:18個(物理キー)
- ホイール:あり(ダイヤル1つ)
- 対応デバイス:Windows / Mac / Android
おすすめポイント
先ほど紹介した「XPPen ACK05」に形状は似ていますが、キー数が多くなっています。
その分値段が少し上がっているので、自分の好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。
TourBox NEO
主なスペック
- 接続方法:USB(有線)
- ボタン数:14個(ホイール・ノブ含む)
- ホイール:あり(3種類の回転入力デバイス搭載)
- 対応デバイス:Windows / Mac
おすすめポイント
クリエイターからも大絶賛なTOURBOXのミドルモデルです。
最初に紹介した「TourBox Lite」よりもホイールとボタン数が増えているので、快適性が増しています。
せっかく購入するなら高性能なデバイスが欲しいという方は、候補にいれるのが良いでしょう。
BRAIN MAGIC Orbital2 STERNA
主なスペック
- 接続方法:USB(有線)
- ボタン数:8個
- ホイール:1つ
- 対応デバイス:Windows / Mac
おすすめポイント
他のデバイスと違って、スティックを押す・回すことで操作する左手デバイスです。
他のデバイスよりもコンパクトな形状でも、操作量は同じくらい設定することができます。
また、左利きでも使用できるイラストデバイスは珍しいので、左利きの方には特にオススメです。
「BRAIN MAGIC Orbital2」という上位版もあり、アップデートの機能追加など様々な利点がありますが、
値段も倍くらいになるので、予算に合わせて検討するのが良いでしょう。
【番外編】イラストだけじゃない?趣味が広がる左手デバイス
次に他の用途(ゲームや事務作業)と併用できる左手デバイスについて紹介していきたいと思います。
イラスト用途のものに比べるとイラストを描くための機能は少ないですが、工夫次第で便利に使うことができます。
イラスト目的だけでデバイスを購入するのもなぁ…と思っている方は、こちらから選ぶのも良いでしょう。
Razer Tartarus
おすすめポイント
Razerから販売されている左手デバイス「Razer Tartarus」シリーズです。
ソフトウェアごとにプログラムキーの割当を設定できるため、手間なく快適に使用することができます。
ゲーミング機能が便利なのはもちろんですが、ホイールが付いているのでイラスト用途でも快適に使用することができます。
AZERON サイボーグ Ⅱ
一言コメント
一応左手デバイスなので紹介します。
海外で販売されている左手デバイスですが、形状を見たらわかると思いますが、
普通のデバイスとは違う点が多いので、購入する前に事前調査をするようにしましょう。
その他にも左手デバイスが存在しますので紹介していきます。
一応こういうのもあるよ!ということで紹介していますが、
イラスト用途ならこれより前に紹介したデバイスを選ぶほうが無難だと思います。
サンワダイレクト プログラマブルテンキー
一言コメント
事務作業に向いているテンキー型の左手デバイスです。
事務用としては便利ですが、イラスト用途の場合ホイールが無いことが気になったり、イラスト用の左手デバイスが購入できる値段です。
イラスト目的ならばあえてこれを選ぶ必要はないと思いますが、
普段事務作業を行ってるけど、趣味でイラストを描く方などは検討してみるのも良いでしょう。
まとめ:自分に合った左手デバイスを見つけよう
イラストを描くのに使える左手デバイスについて紹介しました。
左手デバイスには、それぞれに個性や強みがあります。
「クリスタと相性がいいもの」「カスタマイズ性が高いもの」「シンプルで使いやすいもの」など、用途やスキルに応じて選ぶことが大切です。
今回の記事が、それぞれの製品の違いや特徴を把握するヒントになれば幸いです。
気になった製品があれば、ぜひ公式ページやレビューなども参考にして、自分に合った左手デバイスを見つけてください。