こんにちは、筆者の秋月です。
デジタルイラストを描いていると、
- 取り消し(Ctrl+Z)
- 拡大・縮小
- ブラシサイズ変更
- スポイト
- 手のひらツール
など、同じ操作を何度も繰り返す場面がよくあります。
こうした操作をキーボードよりも快適にできるのが「左手デバイス」です。
ただし、左手デバイスは種類が多く、
「初心者はどれを選べばいいのか分からない」
「高いモデルを買って失敗したくない」
と迷いやすい部分でもあります。
この記事では、はじめて左手デバイスを選ぶ方向けに、
失敗しにくいおすすめモデルを紹介していきます。
初心者向け左手デバイスの選び方
まずは「はじめて買う人が失敗しにくい」左手デバイスをまとめて紹介します。
ここでは、以下の基準を満たすものを初心者向けとして選んでいます。
- 覚える操作が増えすぎない(ボタン数・操作系が極端ではない)
- 用途が想像しやすい(何が得意かが分かりやすい)
- 価格が極端に高くない(最初の1台として検討しやすい)
どれを選ぶか迷う場合は、用途別に以下から選ぶのが手早いです。
- 価格を抑えたい→ACK05 / Keydial mini
- クリスタで使う想定→TABMATE 2
- 複数ホイール・操作数を重視したい→TourBox(価格重視ならLite/性能重視ならNEO)
左手デバイスの選び方や基礎知識が知りたい方は以下の記事で解説しています。
初心者におすすめの左手デバイス4選
上記の基準をもとに、はじめてでも使いやすく、失敗しにくい左手デバイスを4つ紹介します。
価格・操作性・使いやすさを中心に選んでいます。
CLIP STUDIO TABMATE 2
※CLIP STUDIOを利用している方は、公式販売ページのキャンペーンや優待価格が適用される場合があります。
購入前に公式ページを確認するのが良いでしょう。
主なスペック
- 接続方法:Bluetooth(無線)
- 登録動作数:200件以上
- ホイール:あり(ホイール1つ)
- 対応デバイス:Windows / Mac / iPad
おすすめポイント
TABMATE 2は、CLIP STUDIO PAINT向けに作られた左手デバイスで、対応・設定がスムーズなのが強みです。
片手で握れるコントローラー形状なので、デスクに固定せず、膝の上や好きな位置で操作できます。
CLIP STUDIOをメインで使っている人なら、最優先で検討しやすいモデルです。
注意点
CLIP STUDIO向けの設計なので、他ソフト中心の人はメリットが出にくい場合があります。
また、握って操作するタイプは好みが分かれるため、可能ならレビューで使用感を確認しておくと安心です。
XPPen ACK05
主なスペック
- 接続方法:Bluetooth(無線)
- ボタン数:10個
- ホイール:あり(スクロールダイヤル1つ)
- 対応デバイス:Windows / Mac
おすすめポイント
ACK05は、ボタン数が少なめで構成がシンプルな左手デバイスです。
はじめて使う人でも「よく使う操作だけ」を割り当てやすく、迷いにくいのが強みです。
無線接続なのでケーブルが邪魔になりにくく、デスク周りをすっきりさせたい人にも向いています。
注意点
ボタン数が少ないぶん、操作を細かく割り当てたい人(ショートカットを多用したい人)には物足りない場合があります。
「まずは最低限でいい」人向けのモデルです。
HUION Keydial mini
主なスペック
- 接続方法:USB(有線) / 2.4GHzワイヤレス
- ボタン数:18個(物理キー)
- ホイール:あり(ダイヤル1つ)
- 対応デバイス:Windows / Mac / Android
おすすめポイント
Keydial miniは、先ほど紹介した「ACK05」と似た形状ですが、
「ACK05」よりもキー数が多く、ショートカットを多めに割り当てたい人向けのモデルです。
「なるべく安いのが良いが、ACK05だと物足りない」という人に向いています。
注意点
Keydial miniは性能と価格が中間寄りのモデルで、特定の強み(ホイール多数・握り操作など)に振り切ったタイプではありません。
そのため「何を重視するか」が決まっている人ほど、別モデルのほうが選びやすい場合があります。
価格重視ならACK05、機能面を重視するならTourBox系もあわせて検討すると整理しやすいです。
TourBox Lite
主なスペック
- 接続方法:USB(有線)
- ボタン数:8個以上(ノブ・ホイール含む)
- ホイール:あり(ノブ・ダイヤル)
- 対応デバイス:Windows / Mac
おすすめポイント
TourBox Liteは、ホイール(回転入力)を複数使えるのが強みの左手デバイスです。
イラスト作業で使用頻度が高い「ブラシサイズ変更」「キャンバスの拡大縮小」「回転」などを、
ボタンより直感的に操作できるので、ショートカットを多用して作業を早くしたい人に向いています。
他に紹介したデバイスよりも少し高価ですが、本格的な左手デバイスが欲しい方は候補に入ります。
注意点
手に持って使うタイプ(TABMATEなど)と比べると、デスク上に置いて操作する前提なので「置き場所」が必要です。
また、価格はエントリー機としてはやや高めなので、まずは予算を決めてから検討すると選びやすくなります。
また、より多機能なモデルを探している場合は、上位モデルのTourBox NEOも候補になります。
まとめ
左手デバイスは、作業効率を上げるための便利な機材ですが、最初から高機能なモデルを選ぶ必要はありません。
まずはこの3つを基準に選ぶのがおすすめです。
- 価格は予算内で収まっているか?
- 手持ちタイプか据置きタイプか?
- 自分が使うソフトに対応しているか?
迷った場合は、このように選ぶと失敗しにくくなります。
- CLIP STUDIO中心なら → TABMATE 2
- 価格を抑えたいなら → ACK05
- キー数を増やしたいなら → Keydial mini
- 作業効率をしっかり上げたいなら → TourBox Lite
「何を重視したいか」を先に決めると、自分に合った1台を選びやすくなります。

